死に場所を作ろう。

武士道と云うは死ぬ事と見付けたり 何故なら、僕は超超超超「自分大好き人間」だからです。好きな言葉は「天上天下唯我独尊」ってエントリーシートに書いちゃうくらいの。 見出しの言葉は江戸時代、山本常朝という人が自分の著書に記したもので、割と有名です。 だって生まれた以上いつかは死ぬんだから。

親に感謝なんかしなくていい。

僕は30過ぎながら実家で生活しているので、「お前が言うな」状態ではあるんですが、基本的に自分の両親に対して「住まわせてくれてありがとう」みたいな気持ちはありません。 何でかっていうと、親は子供を幸せにする義務があると考えているからです。

障害者に価値がないなんて当たり前すぎてあくびが出る。

相模原障害者施設殺傷事件から二ヶ月以上経ちましたが、もう話題に上ることはあまりなくなりましたね。色々な意味で衝撃的な事件でしたが、僕がこの事件で一番考えさせられたのは「人間の価値」です。 「価値の高い人間が生き残るべき」という価値観は、資本主義が進んでいる最近では、割と抵抗なく受け入れられる人が多いと思います。

東京建物のCMが最高に気持ち悪いので必見です。

昨日の晩御飯中ある会社のテレビCMが流れたんですけど、いやー凄かったですよ。 「え、このCM作った関係者は全員チョコでも食ってるの!?」とか本気で思いましたね。 女優の早川あかりさん演じる新入社員がマジトーンで「誰よりも努力する」なんて新人の心得を語りながら、誰もいないオフィスで仕事してる風情なんですよ。

仕事を楽しめないなら子供は作るな。

戦後、日本には二回ベビーブームが訪れました。 当たり前ですが、子供は単なる流行で誕生させていい存在ではありません。 誰もが熟慮に熟慮を重ねるべきである、とまでは言いませんが、 子供を何故産むのかという問いに対して、夫婦が納得できる答えを述べられるまでは、 「産めばなんとかなるだろう」という安易な判断はしてはならないと僕は考えます。

人生を貸し付ける「親」という名の高利貸し。

僕は円満な「家族関係」を築けてきたわけではないので、それに関わる話を聞くと、いまだに心がびりびりします。 反抗期や倦怠期と言った単語に象徴されるように、どの家庭にも衝突はあるでしょうが、その中でも致命的な亀裂になるものの一つが親が子に放つ「幸せにしてくれ光線」です。

あの苦しみを、あの痛みを「思活かす」。

大抵の人には、何年経っても忘れられない辛い出来事というものがあるかと思います。 人に愚痴るどころか、それを思い出すだけで胃がむかむかするレベルの人もいるでしょう。 僕は一つの職場に長く勤めたことがあまりないので、職場の同僚と飲み会をしたりすることは数えるくらいしかありませんでしたが、

人間の使い捨てがいともたやすく行われるようになる。

ブラック企業という言葉が世に出てから随分経った気がしますが、それを取り巻く状況について、あまりよくなっている印象はありません。 過労死に関するニュースもいまだにちょくちょく聞きますしね。 んで、どうしてあってはならないそういうことが起きてしまうのか考えてみた所、 「人を使い捨てないと立ち行かないからそうしている」

「許さないと自分が辛いだけ」なんて言葉には耳を貸さない。

映画「聲の形」に関して色々な意見が交わされているようですが、創作物に関する評価は人によって違っていいと思います。 が、「加害者」と「被害者」の関係性についてはやはり気を付けておきたいことがあります。 まず、加害者が自分のやったことを自省することは基本的にありません。

人間は「情」で動く。「利」でも動ける。でも「理」では動かない。

僕は感情を失った人間はロボットや動物にその存在自体が劣ると思っています。 人間はロボットのように疲れを知らず、文句も言わず、ハイペースで働き続けられません。 かといって、動物のように自らの肉体を武器に、野生で生き延びるには脆弱すぎます。 人間の高い知性とそれを活かす執念、そういったものを生み出すのが「情」です。